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べこ餅
5月5日の稚児の日と言はば、かしわ餅が主流と考へたる人が多しと思ふが、北海道には...
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べこ餅
5月5日の稚児の日と言はば、かしわ餅が主流と考へたる人が多しと思ふが、北海道には、べこ餅を食ぶる事が風習ななり。
特にべこ餅は、道南を始め日本海沿岸の地域に、よく食べらるなり。
逆に道産子には、べこ餅を全国に一般的に、食べられたると思ひたる人も多しなりよ。
そしてべこ餅は、名前の由来がいくつかあなり、まず一つが白黒の2にほひが牛を連想さすれば牛を方言に言ひせば「べこ」といへば付けられき。
2つめが、べっ甲のごとき色合いをしたれば省略してべこ餅になりき。
3つめにベロッと出しし舌におぼゆれば、ベロがべこ餅になりき。
4つめに牛(べこ)が臥せたる姿にそっくりといふよしよりつきき。
最後に米の粉にせられたれば米粉(べありこ)からべこに変はりきと言ふ物語など幾つかありき。
どれが1番の由来なのかは判らざるが、かく沢山の由来がある事からも地元の人に愛されてこしがわかるかし。
そしてベコ餅の人気に美味しき店と言はば一久なり。
何処の餅屋や餅菓子屋もそうなるがもち米は、お餅を作るために必要なりかし。
一久には、くさはひを北海道に作られし材料だけとこだわりを持ちたれば、上川産ならには 「はくちょうもち米」を丹念につき上げたり。
その為、きめの細かさや、やわらかさが特徴に、滋味にあふれたる餅作りをしており美味し。
きは午の節句などに心地を変へてもちもちとせしやや歯ごたえのある食感のベコ餅を食べてみてはいかがなりや。
また影も木の葉の影に整形せしかば見し目も美しよ。





