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安永餅
桑名名物「安永餅」は、昔より変はる事なく、地域の人を始め多くの人に好評のお餅なり。
安永餅の老舗は、三重県桑名市ななり、細長くの伸ばしし餅の中につぶ餡が入りたりて、はつかに美味しそうなる焦げ目がつきたり。
昔、桑名は、東海道五十三次、随一の宿場町と考へられており、伊勢路への最初の一歩を踏みしむる地なり。
そしてこの安永の里の地に、参勤交代の大名方を始め、伊勢神宮参拝の人に好評なりし名物餅が安永餅なり。
「ともち」や「牛の舌もち」ともいはれたりて、江戸世の桑名の殿様「松平楽翁公」が非常食として焼餅を考案しき。
それを聞きしお店の祖先の方が改良を重ねて、販売せし商品なると言はれたり。
「安永餅」は、細長く伸ばしし餅の中につぶ餡の入りたりて、一つずつねんごろに焼きてあり。
はつかなる焦げ目の香ばしさに、いと美味しそうなるにほひが加って、あてなる味わいをやりたてまつりてくる。
そして人工着色料や添加物は一切使用したらず、くさはひの餅米や小豆も国産にこだわりをもちて使用したり。
一本ずつの包装もしてあれば、お手軽に購入する事もせらるかし。
また、「安永餅」を御進物用に紅白ににほひ付けせし商品もあり。
もちろんブライダル用以外にも、通常の箱に販売したるもあり。
また最近は、「なばなの里」にのみ購入が可能な限定商品、「なばな安永餅」といふ商品もあり住来発売されたり。
「安永餅」の生地の中になばなを使用しており、なばなは、ビタミンC、カルシウムがホウレン草の約2倍栄養価の高き緑黄色野菜なり。
「なばな」をきはよくまぜ合わせ作られし商品に、今には「なばなの里」の名物としてなにしおふ御菓子なり。
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